小学生で取れる資格や検定というと、漢字検定や英語検定が有名よね。でもその他にも受験できるものが沢山あるんだよ。
今回はその一部を紹介してみるね。
資格・検定を取得するメリット
- 目標として認識し易い
- 勉強するチャンスを作り出せる
- 自信となり、次へのチャレンジに繋がり易い
- 資格や検定に興味をもてる
何か目標をなるものがある方が、努力の方向性がはっきりしとして良いと思います。
小学生の時期に取得する資格・検定はそのものの取得よりも、それを取得するための努力ができることが最大のメリットとなるでしょう。
▼ ウチでは漢検を良く受検しているよ ▼
小学生でも受験できる資格・検定
手話技能検定
手話技能検定協会が主催する検定で、7級~1級があります。
準2級までは受験資格の設定がありませんので、誰でも受験ができます。
また、入門である7級は在宅で受験できる制度になっており、試験会場に行く必要もありません。ですから、小学生でも気軽に受験できるのがメリットです。
7級の受験料は1,800円となっており、費用の負担も少ないのも魅力の一つですよ。
我が家でよく利用している漢検は小学生高学年向けだと2,000円ですから、それよりも安いのは驚きですね。
また、障がい者に対する知識を深める効果や、手話の構成(文法)などを知る良い機会になると思いますよ~。
カートドライバー国内ライセンス(ジュニアB)
モーターレースの最高峰F-1のドライバーもジュニア時代にカート競技を経験しているドライバーも少なくありませんよね。
カートドライバーの国内ライセンスはなんと8歳から取得が可能なんですよ!
このライセンスでは、JAFの登録団体が主催するカートレース等の参加資格が得られますから、8歳でレースデビューすることだって夢ではないんです。
なお、ライセンスの取得には講習会の受講が必要です。
講習会では講義と筆記試験、カートでの実技講習が行われますが、カートは持参する必要はありません。
ジュニアの認可証発行料は1,500円ですが、別途講習費がかかります(15,000円程度)。
約2万円かかっちゃいますが、夢への切符を手に入れられるなら安いかもしれませんね!
パソコン検定
P検と言われる検定で、P検協会(ベネッセコーポレーション)が行っている検定です。
現代では欠かせない機器の一つであるパソコンに関しての知識や技能について認定してくれます。
この検定の最大の特徴は、入門である5級の検定が無料で誰でも受験できる事です。
さっきの手話技能検定よりも安くまさかの無料って凄いですよね💦
これからパソコンに触れる小学生に必要な知識の学習にもなるのでおすすめです。
▼ いますぐ受験できます ▼
また、P検の公式ホームページではタイピングの練習ができたり、模擬試験が受験できるなどコンテンツも充実しています。
日頃パソコンを使用している大人でも3級くらいから取得が難しくなってくるみたいですね。
ですから、小中学生では4級の取得を目標にすると良いかもしれません。
なお、4級の受検料は高校生以下なら1,500円ですよ~(こちらも安くて助かりますね)。
アマチュア無線技士
携帯電話が普及する以前から、個人でアンテナや送受信機を組み立てて電波を発信する、アマチュア無線の通信が行なわれてきました。
このアマチュア無線を取り扱う資格がアマチュア無線技士と呼ばれる資格です。
この資格はなんと国家資格なんですよ!
入門である4級では、受験資格の設定がないので誰でも受験できます。
4級の場合には5,163円の試験手数料となっていますが、さすがに結構難しいです。
そのため、日本アマチュア無線振興協会などが主催する講習会を利用することが多いようです。
18歳以下では受講(受験)料の減額処置があり、9,850円で受講できるので利用する場合にはチョットお得かもしれません(一般では23,150円)。
但し、講習が最低でも二日間あり、会場まで通う必要がありますから小学生にはちょっとハードルが高い資格かもしれませんね。
プログラミング検定
2020年度からプログラミング教育が小学校でも導入されましたね。
このプログラミングでも検定があるんです。
日商プログラミングが行っているENTRYレベルの検定ではプログラミング言語の一つであるスクラッチを利用した検定が受験できます。
受験資格に制限は無いので、誰でも受ける事が出来ます。
受験料は3,300円ですが、指定の試験会場で受験する必要があります。
試験自体は30分で終わるのですが、近くに認定の試験会場が無い場合は受験が難しいかもしれませんね。
入門レベルでは合格が基本 だから合格は目標にしない
どんな検定でも、入門レベルでは簡単に合格する事ができるようになっています。
だから、その資格や検定自体では入学や就職などで有利になるものは殆どないんですね。
資格や検定によっては殆ど勉強しなくても合格出来るものが多数あります。
これらの事は殆どの大人が知っている事でしょうから、受験の前にあまり勉強させない親御さんもいらっしゃいますが、それは間違っています。
入門レベルでは合格を本当の意味での目的にしてはいけません!
受験の前にしっかりと勉強などして準備をすることを目標としてください(お子さんは合格を目標にして構いません)。
そして、合格したらしっかりとその努力を褒めてあげて欲しいと思います。
▼ 褒める回数を増やすのがポイントだよ ▼
小学生でも取得できる資格・検定 まとめ
今回は、漢字検定や英語検定以外で小学生でも受験できる資格・検定について紹介しました。
実はまだまだたくさんのものがあります。
大人になっても使えるような資格は少ないのですが、取得に関わる努力や自信はその子の将来に有利に働くと思います。
また、もっと上の資格を取りたいというモチベーションに繋がれば素晴らしい成果となることは間違いありません。
お子さんの興味のある資格や検定を是非受けてみることをお勧めしますよ。
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