勉強をする時には教科書とノートを使うことが多いよね。
教科書はみんな同じだけど、ノートはみんな違うんだから使い方にはコツがあるんだよ。
今回は、わが家流のノートの取り方(書き方)のポイントについて紹介するので、参考にしてみてね~
ノートを取らなくても勉強が出来るって子もいるみたいだけど、普通はノートを取るよね。
今回は、ノートを上手に取るアイデアについて紹介するね。
ポイント1 ノートは答えだけじゃダメ 書く内容を見直そう
勉強が得意ではない子のノートを見てみると、中に答えだけが書いてあることが多いです。
自分のお子さんのノートを見てみてください。
空白ばかりで問題の答えだけが書いてあったら、完全に理解しているかほとんどわかっていないのかのどちらかですから要注意ですよ!
答えに加えて答えにたどり着くまでのプロセスを書いておこう
少し脅かしてしまいましたが、答えをノートに書く事自体は悪い事ではありません。
ノートに答えしか書いていない状態が悪い事なんです。
では、どうするといいのでしょうか?
答えは簡単です。
その答えにたどり着くまでの過程(プロセス)も一緒に書いてあげましょう。
算数で言えば、途中の計算式や図形などがこれにあたります。
▼ 凄く見やすく書けてますよ◎ ▼
問題を書き写すのにも意味がある
ノートに何を書いたらわからないという場合には、まず問題を書き写すことから始めてみましょう。
問題を書き写すだけでも、それがどんな問題だったのか簡単に見直せるように改善されます。
また、ノートに何か書くのが普通だと習慣づけるきっかけになりますよ。
▼ みんな思いますが勉強が苦手な子には必要ですよ ▼
覚えておきたいこと注意する事が書けたら完璧
答えとそれを導き出す過程(+問題)が書けていれば合格点に達しています。
しかしもう一歩進んで、覚えておきたいことや注意する事を書き足してみましょう。
例えば、教科書のどのページに書いてあるのかとか似た表現の単語、読み間違えし易い漢字などを書きたしてみると良いですよ。
こうなれば書いてある内容は完璧です。
あとはどれだけ見易いかノートできるかがポイントになりますね。
まず、使いたいのが「箇条書き」になります。
次はこの箇条書きのメリットなどについて考えていきましょう。
ポイント2 箇条書きを利用しよう
箇条書きを上手使う方法について
箇条書きが良い事は知っているけどどうしたら良いのかわからない人も多いですよね。
上手に使いこなす方法を次のようにまとめてみました。
- 先ずは、一文ごとに分けて書いてみよう
- 文の結び(最後の部分)を短くしてみよう
- 文の始まりは不要でないか確認しよう
- 伝えたいことは一文で一つに絞ろう
実はこの部分が「箇条書き」になっているのがわかりましたか?
使ってみるとそんなに難しくないので、「・」をつけてどんどん使ってみましょう。
箇条書きで重要な部分を把握する力がつく
箇条書きをするには、人が言った言葉や本に記述されている文章から残しておくべき部分を抜き出す作業が必要になります。
長い文章では、本当にこの部分は必要なのか?2つに分けた方が良いのか?などと考える必要があるのです。
これを繰り返す事で、文章の重要な部分を把握する力になっていきます。
記述の時間が短いから授業を聞き逃さない
箇条書きでは、文章で残すには不要な部分を記述しません。
ですから、ノートに書き写す時にも記述するのにかかる時間が少なくて済みます。
授業中にノートを記述する時間が設けられることは少ないですから、先生の話の途中で記述していく事も多いでしょう。
記述する時間が短ければ、話を聞き逃す確率は減るので、授業の理解度も上がる効果があります。
後で見直す時に見易くて速い
箇条書きよりも更に短く単語のみでノートを記述したらどうなるでしょうか?
確かに、早いですよね。
しかし、ノートは書くだけの為ではありませんよね。
後から見直して確認などするのが重要です。単語だけの記述では後から見直した時に、何の事だったかわかりません。
ですから、必要最小限の文となっている箇条書きが良いのです。
更に、不要な部分は少ないですから、把握する時間も短くなり同じ時間で多くの事が見直せるメリットとなります。
箇条書きって大人になっても使う大切なツールの一つなの。
これを小さいうちからマスターしておくと色々な場面で使えると思うよ。
ポイント3 カラーペンを利用しよう
もっとも重要な部分を把握する力がつく
どうしても箇条書きが利用できない場合や、箇条書きした部分でも更に重要だと思う所もあるでしょう。
このような場所はカラーペンで記し(しるし)を付けましょう。
特に重要だと思う部分に記しをつけることで、重要項目を把握する力がつきますし、自分が重要だと思っていた部分と違う所がテストに出た時の分析にも役に立ちます。
蛍光ペンはアンダーラインに使う
蛍光ペンを利用する時はアンダーラインとして使う事をお勧めします。
あまり多く塗りつぶしてしまうと、何が重要なのかわからなくなってしまいますし見栄えも悪くなります。
本当に必要な部分だけが把握できるように利用すると良いです。
蛍光ペンは1色でもいい
蛍光ペンは色合いも綺麗ですから、つい色々な色を使いたくなってしまいますよね。
でも、『何色にしようかな?』と迷う時間はもったいないです。
極端な話、1色しか持っていなければその色しか使わないで済みます。
また、後から見直す時もあまり多くの色を使っていない方が見易いです。
重要な部分を囲む事にも使える
単純な文の羅列では、後から見直す時にわかりづらい所もあります。
重要な部分を特別な囲いで区切ったりしてみると、見易くなると思います。
カラーペンは赤だけでも十分役目を果たしてくれるよ。
あまりに多くの色を準備する必要はないと思うよ。
▼ 私は文房具にはこだわってるよ ▼
ポイント4 スペースを上手く挿入しよう
詰めて書くのが一番簡単!少しでも頭を使ってレイアウトを変えてみよう
実は、ノートにまとめる時には記述する事を詰めて書いてしまうのが一番簡単です。
理由は、ノートをどのように使うのか、次に何を書くのかなど考えなくて良いからです。
一方、一行毎に間を空けてノートを取る人もいますね。
確かにこちらの方が、見栄えも良く便利なのですが、レイアウトを考えながら記述してはいません。
慣れてきたら、見易いレイアウトに仕上がるようにまとめるようにしましょう。
スペースがあれば修正やコメントを後から書き足すのが楽
適度にスペースが確保されていると、後から修正する必要が出て来てしまったり、コメントなどを書き足したい時にも便利です。
詰めて記入してしまうと、消しゴムで消した時に消したいところ以外も消えてしまうなどのトラブルも発生します。
スペースが確保されていれば、このようなトラブルも少なくて済みます。
スペースを空けるだけなら簡単なんだけど、上手に使うのは本当に難しいんだよ。
ある程度、ノートに書く前に構成が思い浮かぶくらいになるといいね。
どうしてもスペースが無い時は付箋を利用しよう
スペースを空けていても足りない場合も発生します。
しかし、大幅にレイアウトを変更するのは大変です。
そのような場合には付箋紙を使用しましょう。
また、テスト前になると見返したいページなどが出てきます。
常時見直す事は無いけれどチェックしておきたい部分がある時などに目印として使ってみましょう。
付箋紙を貼ると、ノートの雰囲気が変わる所も良い所だね。
でも、外れちゃうリスクもあるからほどほどにね。
ポイント5 文字は丁寧に!大きさにも強弱を
文字を丁寧に書くのは基本
ノートを後から見返した時に、何が書いてあるのかわからないようでは困ります。
綺麗な字ででなくても、丁寧で読み取れる文字で書くようにしましょう。
読み取るのに時間を使うのは本当にもったいないです。
貴重な学習時間を大切に使えるようにしていきましょう。
重要なところは文字も大きく目立つように
上記で紹介したアンダーラインを引くような場所の文字は、特に大きく見易い文字にするようにしましょう。
通常よりも大きく書く事で、罫線との間隔を変更して記入する必要が出てきます。
ちょっとしたことですが、頭を使って記述する必要性が出てきます。
また、年齢が上がってくると文字を小さく書く傾向が出てきます。
意識的に大きく書くようにするようにすると自分の字の形を把握しやすいようになるメリットもあります。
上手な字を書ければ一番良いけど、少なくとも丁寧には書くように指導してね。
ノートの取り方 まとめ
今回は、勉強ができる子になるノートの取り方について紹介してきました。
5つのポイントの中で取り組み易いものと難しいものがありますから、いっぺんに全てをやってみるのはなかなか難しいと思います。
中では、カラーペンの利用と文字を丁寧に書く事は簡単に出来る項目です。
もし、これらの項目が出来ていないと感じたら、ここから始めて見て下さい。
これだけでも見栄えの違うノートが出来上がると思いますよ。
▼ 成績を上げたいならコチラも見てね ▼
コメント