(ここではswitchやPSP、スマホなどのビデオゲームをゲームと称しています)
お母さん達の話で、「うちの子はゲームばかりしていて…」なんて愚痴を聞きませんか?
お子さんのゲームの時間が長い事に悩む親御さんが多いの事は間違いありませんよね。
しかしながら、ゲーム機器やスマホでゲームがありふれている現代でゲームをするなと言っても無理があります。
また、小学生や中学生では友人とのゲームが交流の一つにもなっており、単純に取り上げるのも難しいのが現実じゃないでしょうか?
そこで今回は、ゲームが少しでも学力向上に役立つようなアイデアを紹介していきますよ~
子供も大人もゲームをしている時代よね。ゲームって学力に対して悪者のイメージがあるけど、本当のところどうなのかしら?
ゲームをすることは悪い事なの?
最近では幼稚園生でもゲームをすることが珍しくないですから、中学生や高校生では大部分の生徒がやっていますよね。
では、昔に比べて全体的に学力が低下しているのでしょうか?
私の体感的にはそんなことは無いと思うんですよね。
でも文部省が行った調査では、一日に行うゲームの時間と学力には関係がある事が示唆されたそうなんです。
その中では、ゲームをする時間が長くなるにつれて、問題の正解率が下がる傾向が認められてるんだそうです。
ゲームをする時間が長くなることで学力低下の可能性があると考えれば、それは理解しやすいですよね。
長い時間ゲームをしていることは、学力が落ちる原因みたいね。
これだけ見れば、「ゲーム=悪者」になっちゃうよね。
それでは、実際にゲームをする事で起こる悪い影響と良い影響について考えてみましょう。
テレビゲームをする悪い影響と良い影響
残念ながら悪い影響があるのは事実だよね
まずは、悪い影響について考えていきますね。
- ゲーム依存症になる危険性がある
- 勉強する時間が減少する
- 睡眠による休息が阻害される危険がある
- 運動する時間が減少する
- 視力について悪影響の可能性がある
ゲームによる悪影響は、身体に係わる影響が一番心配ですよね。
ゲームの時間は外遊びの時間が減る事に繋がりますから、体力などの低下が心配されます。
また、同じ範囲を凝視する事が多い事から、視力に影響があることも懸念されます。
直接学力の低下に繋がる場合もありますが、体力や視力の低下から学力の低下に繋がる事の方が私としては不安なところですよね。
ゲームをすることで良い部分もある
ゲームをすることが悪い事ばかりなのか?と考えるとそうではありませんよね。
次のような良い影響もあるはずです。
- 脳を使うことで、活性化が期待できる
- 記憶力、暗記力の訓練になる
- 分析力、問題解決力の訓練になる
- ストレスの発散など精神的に安定する
- 友人とのコミュニケーション
学力を上げる事は、必ずしも知識を増やす事ではありませんよね。
問題に対して自分なりに仮説を立てて解決に向けて行動できる事も大切な要素の一つなんです。
ゲームによっては、このような事を訓練できる事も否定できません。
どうやったら相手に勝てるのか?自分たちに足りないものは何なのか?と分析したり、利用できるアイテムは何があるのかなどの知識の暗記力、協力者とのコミュニケーションなど学力と関係する部分も少なくありませんよ。
ゲームにも良い部分はあるんだよ。
ただし、同じような刺激になると効果が落ちるから気をつけようね。
では、悪い影響と良い影響を理解した上で、どのように向き合っていくのか良いのか考えてみましょう。
学力を上げるゲームとのかかわり方
ゲームをする時間を制限する
ゲームをする時間が長い方が、学力が下がることは様々な調査で指摘されています。
一日の時間は24時間と決まっていますから、ゲームの時間が増えれば他の時間が減る事になります。
大抵は勉強の時間が減りますから、学力は下がることになります。
ですから、ゲームをする時間をある程度制限する事は必要です。
しかしながら、親が無理にゲームをする時間を取り上げると悪い方向にしか行きません。
子供本人は納得していないので、ストレスが溜まる事になってしまいますよ。
ですから、親子でしっかりを話し合って、ゲームに関するルールを決めると良いと思います。
nintendo switchなどには使用時間を制限をかける設定があるので上手に利用したいところですね。
▼ 時間を決めて上手に利用しよう ▼
ゲームの種類を変えてみる
どんな種類のゲームをするのかは、好みによるものが大きいので実施できるかが難しいですが、学力に繋がるようなゲームをさせたいところですよね。
学習をサポートするようなゲームもあるので、親としてはそのようなものをやらせたいですが、実際にはそう上手くは行きません。
やっぱり、子供は自分のやりたいゲームをやるからです。
完全に、親の思惑通りにはいきませんが幾つかあるやりたいゲームのうち学力に繋がりそうなものをやらせるようにしましょう。
ただし、この時も強制するのは逆効果です。
「一緒にこれで遊んでみよう」などときっかけを作ってみると良いと思いますよ。
オススメのゲームの一つは「桃太郎電鉄(桃鉄)」です。
実際に教育用の桃鉄が出るほどで、地理や特産品などの知識向上の効果があるそうですよ~
▼ 桃太郎電鉄(switch)はこれだよ ▼
ゲームにも目的や目標をつけてみる
ゲームをすること自体が、学力を落とすわけではありません。
ゲームにのめり込んでしまい勉強の時間が減ってしまうのが一番の問題なのです。
ですから、ゲームをしている時間も有意義に過ごせるようにしたいです。
限られた時間で、目的や目標をクリアする訓練にしてみましょう。
基本は楽しむ時間ですから、厳しいノルマなどつける必要は無いと思います。
少しでも目標を意識したり、そこに向かう姿勢がみられるようにすれば良いのではないでしょうか。
ゲームを通じて、自分で考えられるようになると一気に効果が出るよ。楽しみながら考える力が付けられると良いよね。
ゲームで学力が上がるのか まとめ
今回は、ゲームで学力が上がるのかについて考えてみました。
実は、ゲームをすることは頭を使う事にもなりますから、良い部分もあります。
しかも現代では、ゲームをすることが子供達のコミュニケーションにもなっていますから、全くゲームをやらせない事も弊害が大きいです。
あまり、長時間ゲームにのめり込まないように注意しておけば、ゲームの良い部分を上手に引き出せると思います。
お子さんとゲームの時間を決めるなどしてルールをつくると良いと思いますよ。
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