家で勉強したいけど、勉強方法がわからないというお子さんや親御さんは結構多いんですよ。
その為に、多くの参考書を購入したりして対応している姿を見かけるのも少なくないのですが、参考書を買う事で満足してしまっているような気がします。
また、お子さん本人に合っていないものだと、始めの数ページで使わなくなってしまう事もあります。
▼ あまり長い時間勉強する必要はないよ ▼
せっかく、お子さんも親御さんもやる気になっているのにこれではもったいないです。
ここでは、家庭で出来る勉強を5つ紹介しますので、ご自身に合った勉強方法を実践して頂ければ嬉しいです。
なお、私自身有名大学に子供を入れたいという願望はありませんので、あくまでも今のお子さんの学力を底上げできる勉強として利用して下さいね。
実際に私が子供達にさせている勉強法だよ。
特に小学生に合っている勉強法だから、やってみてね!
最強の武器になる「暗記力」を鍛える勉強方法
現在の教育においても、暗記力は非常に試される項目の一つです。
特に、テストの点数については大きな影響を与えます。
極端な話、教科書を丸々暗記できればテストの点数は高得点を連発できるのです。
そこで、家庭では「暗記力を鍛えること」を学習として実践することがオススメできる勉強法の一つです。
だからと言って、教科書を毎日丸暗記させてはすぐにイヤになってしまいますから、遊びを加えた形で実践できると良いと思います。
- トランプやかるたなどで勝負する
- 好きな事の図鑑を読む
- 3日分の夕食メニューが思い出せるか試してみる
当然、英単語や漢字を覚えて欲しい所ですが、能力として伸ばしてあげるのがスタートです。
私の長男は「ポケモン図鑑」を読む事でモンスターの多くの名前やタイプなどを暗記していましたよ。
一見、ポケモン図鑑は学力とは関係ないように思えますが、今思えばこれで暗記力の底力をつけていたんだと思いますよ。
「自分は覚えられる」という自信から、英単語などの暗記に自然と繋がるのを期待しましょう。
▼ 暗記力/記憶力と学力の関係の記事はこちら ▼
▼ もちろん普通の図鑑でもいいよ ▼
計算の基礎をつくる 簡単な足し算の「早解き」に挑戦
算数の苦手な子の多くは足し算が苦手です。
それが早い段階で親御さんが気付ければ良いのですが、小学校の高学年にさしかかり分数などでつまづいて気付くことも少なくありません。
でも、分数が苦手だからと言って分数ばかり教えても意外と効果が薄いのです。
分からないことによって、子供の自尊心を傷つけてしまうと更に問題は大きくなってしまいます。
そこで、オススメなのが単純な足し算を繰り返して解くことです。
年齢が高くなってしまうと、「そんなの分かってる!」と言ってやらなくなってしまいますので、10~100問くらいの問題を早解きしてみましょう(100問は多いかもね)。
ドリルなどがない方は次のファイル(エクセル)を利用してみて下さいね。
出来れば兄弟や親御さんと勝負してあげるとモチベーションが維持できます。
当然、計算が早く正確に出来るようになりますから、算数の苦手感が減っていくはずです。
タイム計測などしておくと成長も見られますから、継続させやすいのもメリットになります。
▼ 足し算早解きの記事はこちら ▼
教科書と仲良くなろう! 教科書の音読をしてみる
有名校を目指して勉強している場合は別ですが、多くの方は「少なくとも学校の勉強くらいは理解しておいて欲しい」と考えていますよね。
それならばなおさら教科書を理解できるようになるのが目標になるはずです。
その為にオススメなのが、「教科書の音読」です。
音読というと国語の教科書を思い浮かべるかもしれませんが、算数や理科などでも有効です。
学校で行われるテストの問題は殆どが教科書を読めば解けるようになっています。
一方で、テストで点数が取れないのは次のような状態です。
- テストの問題を解くのに時間が足りなかった
- テストの問題が読み解けなかった
- テストの問題をしっかり読まなかった
- 問題の答えを覚えていなかった
- 教科書の内容が理解できなかった
教科書を読み理解する事で100点満点が取れるわけではないのですが、点数の底上げになるのはわかって頂けると思います。
ちなみに、声に出す事で記憶に残りやすい効果もあるので、是非声を出して音読しましょう。
なお、読む部分は復習になる部分をオススメしますよ!
▼ 予習と復習どっちが良いの? ▼
頭の体操の宝庫 毎日日記をつけてみよう
家庭でどんな勉強をさせたら良いのか分からない方は、日記をつけさせてみるのがオススメです。
始めのうちは、
「〇月○日 今日は■■に出かけた。楽しかった。」
のように簡単なものかもしれません。
このような場合には、交換日記のようにしてママさんとパパさんにも一緒にやってみて欲しいですね。
日記を書くことで、漢字を知る事・文章を作る事・相手に伝える技術などが育ちます。
また、昨日やろうと思っていたことが出来なかったなどの反省にも繋がります。
どうしても日記の書き方が分からない方は次の点に気を付けて書いてみると良いですよ。
- 日付を必ず入れる
- 天気や気候のことに触れる
- 5W1Hを含めて説明する
- 今日の反省点について考える
- 絵や図を使って説明するのもOK
- 明日の予定を書く
- 字は丁寧に書く
▼ 日記に関する記事はこちら ▼
▼ 絵日記は夏休みだけじゃないよ ▼
教えるのも勉強なのは子供も同じ!子供に教えてもらおう
最後の勉強法は恐らくどこのサイトでも書籍でもない項目だと思います。
私が独自でしている勉強法なのですが、私自身が子供に勉強を教えてもらうようにするのです。
もちろん大人ですから、多くの事は既に勉強した事でわかっているのですが、昔のことで忘れてしまった部分や説明が難しい部分のことを子供に教えてもらうのです。
▼ こんなことを教えたり教わったりしてみよう ▼
実際に教科書を読んでみると、「こんなこと勉強したかな?」と忘れてしまっている部分が結構あります。
そこを一緒になって勉強したりすると当然子供のモチベーションも上がりますからオススメですよ。
また、子供が小さい時ほど利用しやすい方法でもあります。
学習とは少し違いますが、幼稚園生の末っ子に「時間になったら教えてくれる?」と頼んでおくと喜んでいつも教えてくれますよ。
分からないふりをするのも大切なテクニックだよ。
「ママ分からないから教えてね!」って言うと一生懸命勉強してくれるよ。
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