学力の三要素とその育て方アイデア

その他
むーみ
むーみ

学力の三要素って知ってるかな?

一般的にはあまり知らないよね。今回は、そのことについて考えてみたよ。

文部科学省が示す学力の三要素ってどんなもの?

文部科学省によると、学力の三要素とは次の事柄を言うそうです。

① 知識・技能の確実な習得
②(①を基にした)思考力、判断力、表現力
③ 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度

これらは、学校教育法第30条第2項が定める学校教育において重視すべき三要素とされています。

文部科学省のHP

それぞれが、学力について大切な要素である事はわかるのですが、これらを育てるにはどうしたら良いのでしょうか。

次からは、それぞれの要素を育てるアイデアを考えて行きたいと思います。

むーみ
むーみ

学力って言うと、知識や技能の事だと思うよね。

実は、この他にも重要な要素があったんだね。

▼ 文部科学省公式ツイッターアカウント ▼

▼ 併せて読んでみてね ▼

みんな学力の三要素について知ってるか調べてみました

文部省が推進している「学力の三要素」について、一般にはどれだけ知られているのでしょうか?

ツイッターでどれだけツイートされているのか調べてみましたよ!

▼ 学力の三要素についてのつぶやき ▼

学力の三要素を無理に入れようとしたら不自然な問題ができるらしい。うん。マークシートは基礎知識と技能しか評価できないですよね。出題範囲を決めてる以上は思考力や判断力は確認できないでしょ。表現力も採点が大変だから評価しないんでしょ。

これから重要視される学力。
学力の三要素!1、知識技能、2思考力、判断力、表現力、3、主体性、多様性、協調性この3つ!特に3が重要。自分で考えて色んな視点で考えて一緒に創造すること。暗記だけやればいい時代は終わり。

柴田義松氏が、学力を「学んだ力」「学ぶ力」「学ぼうとする力」としていたことを思い出しました。現在の「学力の三要素」に影響を与えた考え方です。これまでの日本の教育は「学んだ力」の獲得に偏っていた。今後、日本が生き残っていくためには、他の二つの力に目を向けていかなければならない。

学力の三要素の「思考力」「判断力」「表現力」を
重視した、「大学入学共通
テスト」に対応するには、日頃から新聞を読み解く学習をするとよい。
私が担当している地理歴史・公民では、1年次からNIE (新聞活用学習)を宿題に出している。継続的に取り組むことによって、
学力が身についてくる。

解決の答えはあるのか。どんな資質・能力を身に付けさせればよいのか。毎日の授業で学力三要素を身につけさせるのは当然として、資質・能力の育成はどう定着させればよいのか。

文科省の学力三要素とか経産省のsociety5.0とか、これからの時代的に。

指導要録も学力の三要素のルーブリックみたいなの作って、10段階評価みたいにしてくれれば楽ですよね。良いことしか書けないのも問題ですが、担任の語彙力と文章力にもバラツキはありますし。

むーみ
むーみ

学力の三要素についてのツイートはそんなに多くないみたいだよ。

でも、教育関係者の中では良く使われているみたいだよ。

▼ 学力の3要素をもっと詳しく知りたいなら ▼

学力の三要素を育てる具体的アイデアを紹介

要素① 知識・技能の育て方アイデア

一般的に学力と言うと知識技能の事を第一に想像しますよね。

多くの方がこれらの能力を学力と考えているのは正しい事です。

学校の授業では主にこの能力を育てますし、テストで明確になる実力も知識・技能を評価していることが多いです。

ですから、学校のテストの点数を上げるための対策が知識・技能を高めます

具体的には次のような項目が挙げられます。

  • 授業に集中できる環境を作ること
  • 習得した知識を思い出せるノート作ること
  • 出された宿題を丁寧に対処すること
  • テストで出来なかったところを復習すること

この能力については、一般的に勉強と言われる行動で育まれるものが多いです。

▼ こういうのも勉強だよね ▼

要素② 思考力、判断力、表現力の育て方アイデア

次に挙げられている能力は、思考力判断力表現力です。

これらの能力は、知識・技能を上手に利用するための能力と言ってよいでしょう。

しかしながら、必ずしも学校の授業で得た知識・技能が必要なわけではありません

ですから、学校で机に向かうような勉強をしなくても育てられる能力です。

私はこれらの能力を育てるのは、遊びとコミュニケーションだと考えています。

これを実践するのには日頃の遊びやスポーツなどがオススメです。

地域のスポーツクラブなどに所属してみても良いと思います。

また、最も簡単でコストのかからない方法は、夕食を家族と一緒に摂ることです。

この際に、会話をすることが大切になります。

日々の出来事や悩み事はもちろんですが、給食のメニューの事などを話すと食育にもなりますよ。

▼ 表現力の勉強の一つにブログを作っているよ ▼

要素③ 主体性と協働の育て方アイデア

主体性協働能力を育てる方法についてあまり思い浮かばない人が多いのではないでしょうか?

主体性とは「自分の意志・判断によって、みずから責任をもって行動する態度や性質」のことを言います。

また、協働は「同じ目的のために、協力して働くこと」を言います。

この能力は、互いに相反しているようにも思えますが、実際の社会では互いに複雑に絡み合っています。

これらの能力を個別に育てるのは難しいです。

そこで、私は自分に自信をつけられるようにしています。

自分に自信が無いと、積極的に行動する事が出来ません。

自分で判断出来ても、それを行動に移せなければ能力として発揮されないのです。

なお、自信をつけるには、次のような事をしています。

  • 良く褒めてあげる
  • 自分の得意を見つけてあげる

当たり前のことかもしれませんが、特別に意識しないと出来ない事でもあります。

日常生活で忙しいですが、時々思い返してもらうと良いと思います。

むーみ
むーみ

遊ぶことから学ぶ事も多いよね。楽しむ事は大切だけど、ふざけちゃうのはいけないことだよ。

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学力の三要素の育て方 まとめ

今回は、学力の三要素とその育て方について考えてみました。

総合的な学力を育てるには、一般的に言われる知識・技能の他にも必要な能力がある事が分かって頂けたと思います。

また、その能力は机に向かって勉強することでは効率よく育まれるものではありません

可能であれば、お子さんが小さなうちからコツコツと育む事が良いと思います。

しかし、中学・高校生になってしまっても育つ能力のようですから、もう子供が大きくなってしまったからと諦めてはいけませんよ。

上手に褒めて学力を伸ばしてみましょうね。

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