模擬試験の効果を更に高める勉強法

中学生

模擬試験で上がる学力などについて考えよう

受験が近くなってくると多くの受験生は一度は模擬試験を受けますよね。

模擬試験を受ける事自体で上がる学力もありますが、受験する前と後で上がる学力もあります。

模擬試験の記事はこちら

模擬試験を目標と定めた勉強スケジュールが学力を上げる

大人も子供も目標が無いとなかなかモチベーションが上がらない事もあります。

そのような状態の時にはこの模擬テストはちょうど良い「目標」になります。

前回の試験より良い点数を取りたいというのも大切な目標ではありますが、決められた期日までに自分で決めた部分の学習をする事が大切です。

  • 本試験までのスケジュール感を掴むことが出来る
  • 試験前の緊張感を感じる事が出来る
  • 学習すれば当然それが学力に繋がる

模擬試験を受ける事でも上がる学力はあるけど。。。

模擬試験自体で上がる学力はあまり多くはありません

しかしながら、学力は知識だけではありませんから、模擬試験で得られる経験も立派な学力となります。

そう考えると、次のような項目は学力と繋がるはずです。

  • 試験の雰囲気に慣れる事も学力の一つ
  • 試験内容と時間配分を上手に割り振る訓練になる
  • 試験中のモチベーション維持の訓練になる
  • 頭の中の記憶から情報を取り出す訓練になる

模擬試験後に学力に繋がることの方が多い

出来れば試験前に学力を上げて、模擬試験で結果を残すのが望ましいですが、大抵はそうはいきませんよね。

そうなると、最も学力が上がるのが模擬試験後になるでしょう。

受験後の勉強法については下で紹介しますので、ここではどのようなことが学力が繋がるのかまとめておきます。

  • 入試問題の出題傾向を知る事ができ対策できる
  • 自分の弱点がわかり補強できる
  • 自分の実力が客観的に判断され自覚できる
むーみ
むーみ

模擬試験だから、試験を受ける前よりも受けた後が重要になる事が普通だよ。

次からは、受験後の勉強法について紹介していくよ。

模擬試験受験後の勉強方法について

分析結果から得られる情報を最大限活用する

模擬試験で良い成績を残す事も大切な事ですが、自分の置かれている立ち位置を確認することが非常に大切です。

送られてくる分析結果から出来るだけ情報を取りたいですよね。

その為に次のことに注意してみてみましょう。

  • 合否予想はあくまでも予想として捉えよう
  • 点数よりも平均点との差や偏差値に注目しよう
  • 苦手な項目が見えたら飛躍するチャンスとして使おう
  • 力を入れて勉強する教科の順序を決める材料にしよう
  • 平均点が高いのに間違ったところは優先的に補強しよう
  • 点数を上げるには弱点を見つける事が大切

間違った部分を再度解くことが学力を上げる

解答結果や分析結果が返ってくるとそれを見て満足してしまう方が殆どではないでしょうか?

確かに同じ問題は今後出ないかもしれませんが、似たような問題が出る可能性は否定できませんよね

そのままにしておけば、似たような問題が出れば次も間違えます(その可能性が高いです)。

せっかく自分の弱い所が分かったのですから、そこをしっかりと補強しておくべきですよね。

そのために、間違ったところを再度解いてみましょう

ただし、本人が分からないから間違ったのですから、そのまま解いても分からないかもしれません。

教科書や辞書を適宜使いながら解くように配慮しましょう。

大切な事は、「なぜ間違ったのか」「正しい解き方はどうするのか」を理解することです。

それをしっかりと記憶に残せるようにしていきましょう。

むーみ
むーみ

一度間違った問題を再度解くのは苦痛かもしれないけど、これが力をつける第一歩だよ。

自分の分かっていない部分を知る機会は少ないから、このチャンスを逃さないでね。

▼ 自宅で受験できる模擬試験の記事はこちら ▼

模擬試験を多く受験するのも勉強方法の一つ

上でも紹介しましたが、何か目標が無いとなかなかモチベーションが続かないこともあります。

そのような場合には、定期的に模擬試験を受けるのも良い方法です。

また、点数を上げたいけど何を勉強したら良いのか分からない場合にも、模擬試験の結果から自分の弱点がわかりますから良いと思います。

費用のかかる事なので、どれくらいの頻度が良いのか明確には言えません。

少しでも費用を抑えたいなら、過去問を利用するのも方法の一つです。

地域によっては無料で過去問が手に入るので、最大限利用すると良いですよ。

▼ 過去問に関する記事はこちら ▼

でも、高校受験向けの模擬試験の費用は5,000円程度が多いですから、毎月受けても塾に通うより安いですよね。

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