先日、アメリカのYoutuberの高所得者が8歳という報道がありました。その年収は28億円にもなるそうです。
世論の一部では、学校に行く必要がない・不登校でもいいなどの意見が出ているようですね。
確かに、28億円もあればその後の人生に何の不自由もなく生活できるのかもしれませんが、そんなことが出来るのはごく一部です。
夢を見てそれを目指す事は大切ですが、同じ夢を見る事が出来るかは別問題ですよね。
今回は、最近増えている「不登校」について、どうやったら楽しい学校生活が送れるのか考えてみますよ~
最近は不登校の子が増えているみたい。その理由はいろいろあるんだろうけど、私は学校に行かないのはもったいないと思うの。
今回は、そのことについて考えてみたよ。
最近の不登校事情を把握してみよう
まずは、最近の不登校について簡単に把握しておきましょう。
以前は不登校の子に対して、学級へ戻ることを目標としていましたが、最近の指導では違うんですよ。
最近の学校では保健室登校ができる
残念なことに、不登校になる児童や生徒の比率は増えているそうです。
そしてその傾向は特に中学生に強く見られるようです。
この年頃は心も体も一気に成長する時期で非常に難しいのだと思いますが、成長については近年で何かが大きく変わったわけではありませんよね。
そう考えると、子供にとってもストレスが溜まる世の中になっているんだなって感じます。
一方で最近の学校では、不登校になった生徒を学級に戻す事を行いません。
場合によっては、学校に行っても保健室に登校しそこで授業を行うそうです。
確かに、無理に学級に戻すのは間違っていますが、大人が不登校を認めている感じがしています。
不登校の生徒は転校しても不登校の可能性が高い
不登校の生徒に聞くと、その原因の多くは「いじめ」「友人関係の悩み」になるでしょう。
大人も子供も人間関係には悩むものです。
友人関係の悩みには特定の相手が居て、その生徒との係わりが問題となります。
その対応として、係わらないで済む状態、つまり転校などの対応を取った場合には短期的には成功するようですが、時間が経つとやっぱり不登校に戻ってしまうことが多いですね。
ここからわかる事は、原因は特定の相手との係わりではないと言う事です。
つまり、不登校の生徒本人の考え方や係わり方が大きく影響しているのですね。
いろいろな薬が出ているのに本当に改善しているの?
不登校の子は家で引き籠っている事が多いですよね。
これに病名をつけて薬を投与している場合もあるのではないでしょうか?
最近ではいろいろな薬が出ているので、症状に合わせた投薬がされているんだと思われます。
でも、上でも紹介したように不登校の子の割合は増えているんです。
私は病気に関して専門家ではありませんが、中学生くらいの若い子に強い薬を飲ます事が危険ではないかと考えています。
専門の先生方が沢山居るのに、未だに不登校の生徒が多くいるのは何故なんでしょうか?
周りの大人たちが本気でその子の事を考えているのかしら?
自殺などに繋がる場合もあるから対応は難しいけど、我々大人達が変わらないといけないんじゃないかな?
▼ 学校に行きたくないと言い出したら読んでみてね ▼
ここまではチョット厳しいことを書いてしまいましたので、次からは楽しくなるように学校に行くメリットについて考えてみましょう~
楽しい学校生活を送るメリットを考えてみよう
学校生活を楽しく送るメリットについて考えてみましょう。
メリットは非常に多くて多岐にわたるのですが、代表的なものを挙げてみますね。
- 地域社会との交流ができる
- 地元の友人が出来る
- 規則正しい生活ができる
- 様々な知識や技能を学習できる
- 楽しい事も苦しい事も経験できる
「なんだ、たいしたメリットが無いじゃないか」と思いましたか?
言葉で書くとたいしたメリットが無いように聞こえてしまうんですが、これらのことが子供達にとっては大きなメリットになるんですよ!
次からは、これらのメリットについて簡単に説明しますね。
地域社会との交流ができる
多くの学校では、登校班による集団登校が行われていますよね。
近所の児童が集まってから登校していきますが、その際には児童の親や近所の人にも会う事になります。
この時が既に地域社会との交流であり、これが出来る事がメリットなんです。
最近では、人とのコミュニケーションをデメリットと考える人が増えてしまいましたが、交流する事が確かに労力を使うことで面倒な事です。
しかし、これをデメリットと取って本当に良いのでしょうか?
コミュニケーションを取れる機会がある事がメリットであり、それを小さなうちから享受できる事は非常に大切な事だと思いますよ。
地元の友人が出来る
公立の学校では、地元の地域に住む児童が多いでしょう。
ですから、そこで出来る友達は地元同士の場合が多いです。
大人になって地元を離れても、やっぱりどこかで繋がっている事が多いんです。
小学校の友人は小学校でしか出来ませんし、中学・高校に行ってもそれは同様です。
子供にとって、その時期は限られていますから、友人との思い出などはその時しかできないのですよ。
規則正しい生活ができる
小学校や中学校に行く場合には、朝同じ時間に起きて登校していく事になります。
皆、朝起きたくないですから、一見デメリットのように思えますが、規則正しい生活が出来ることはメリットなんですよ。
人間皆楽な方になびきやすいですが、それを制止してくれるんです。
また、規則正しい生活が体にも心にも良い作用を与えてくれると言われています。
健康が維持できるのは最高のメリットとなるはずですよ。
様々な知識や技能を学習できる
学校に行けば、様々な学習が行われますよね。
もちろん、自分に興味が無い事もあるでしょう。
物事を上手に行うには、それを好きになる事が大切なんです。
ですから、自分の好きな物を突き詰めていく事が上達の近道ですよ。
だからといって、好きな事だけやるのは少し違います。
自分が選べるのであれば好きな事しかしませんから、嫌いな事を経験出来る事はメリットにもなります。
また、違う視点で物事を考えられるようになるのも自分な不得意なことからかもしれません。
何でもデメリットと考えるのではなく、それをメリットと考えてみると違う世界が見えると思いますよ。
楽しい事も苦しい事も経験できる
学校生活が楽しい事ばかりが良いですが、実際にはつまらない事や苦しい事もあるのが普通です。
苦しい事を乗り越える経験やテクニック(知識)は、生きて行く為には非常に重要なんです。
人生だって同じで、楽しい事だけで過ごせれば良いですが、苦労したり挫折したりは必ずありますよ。
子供の頃から、苦しい事の経験をしていないと、大人になってそれを乗り越える事が出来ないかもしれません。
これは本人にとって本当に悲しい事になってしまうますよね。
友人達と共に苦しい事や大変な事を乗り越えて得られた喜びの経験が出来るのは、学校生活のメリットの一つなのですよ。
最近は学校生活のデメリットばかりが目立っちゃうけど、実際はそんなことないんだと思ってるよ。
▼ 日本と世界と違う事も多いみたいだよ ▼
楽しい学校生活を送るためのアイデア
不登校の子が学校に行けるようになるために明確な一つの答えはありません。
ここではいくつかのアイデアを紹介しますので、お子さんに合ったアイデアを選んで試してみて下さいね。
- 親が変わってみよう! そうすれば子供も変わる
- 早寝早起きしてみよう
- 得意なものを伸ばしてみる
- お手伝いを増やしてみる
お子さんが「いじめ」にあっている場合には学校に行かせる必要はありませんが、そうでないのなら学校に行けるようにそっと背中を押してあげましょうね。
では、各アイデアについてもうちょっと詳しく説明しますね~
親が変わってみよう! そうすれば子供も変わる
冒頭に紹介しましたが、有名な人達が「学校は不要」などと言ってしまう事が流行り、それが一般にも浸透して来ています。
我々大人たちがそんなことを言っているのに子供が学校に行くのでしょうか?
行くわけがありませんよね。
学校が子供の自由を奪っているようにも見えますが、学校に行かない事により子供達が経験できるメリットを奪っているのです。
まず、親である私たちが学校の大切さ・楽しさ・苦しさなどをしっかりと子供達を共有すべきです。その中で、子供達が生活し易いように手を差し延べてあげましょう。
不登校の場合にも、怒ったりして無理に行かせても全く意味がありませんよ。
子供と共に問題点を共有して理解してあげれば解決策は見つかるはずです。
子供の一番近くに居るのは、やっぱり親なんだよ。
まず、親が変わらないと子供だけ変わるはずないよ。
家族で早寝早起きしてみよう
不登校になる原因で多いのが「朝起きられない」ことと言われています。
確かに朝寝坊してしまうと学校に行きたくない気持ちはわかりますよね。
朝スッキリ起きるには早寝早起きしてみましょう~
そんなことわかってるけど出来ない!って声が聞こえそうですね。。。
それなら、家族全員で早寝早起きしてみると効果がありますよ。
また、朝起きれない原因では他に「起立性調節障害」というものがありますから、サプリメントを使って睡眠の質を上げてみるのも方法の一つですね。
私はぐっすりサフランというサプリを飲んでいたんですが、飲むと眠りの質が上がるのは体感出来ましたよ。
▼ ぐっすりサフランはこれだよ ▼
あまり薬には頼りたくないなって人は試してみて下さいね。
得意な事を伸ばしてみる
不登校になる原因として「勉強ができないことをからかわれた」ことも考えられますよね。
友人としてはからかったつもりはなくても、本人は傷付いてしまったのかもしれません。
この場合には、からかわれたものを得意にさせるのが直接的な解決方法なのですが、根本的な解決方法ではないんです。
根本的な解決方法は、得意な事を伸ばして「これだけは人に負けない!」という自信を持たせることなんです。
例えば、「勉強はできないけど、足の速さは負けない!」と思えれば、からかわれても心に傷を負うことは少なくなりますよね。
そもそも、足が物凄く早かったらからかわれること自体が少なくなるんです。
自分に自信をつけてあげることで、学校生活を楽しめるようになるはずですよ。
お手伝いを増やしてみる
不登校の子は自宅で引き籠る事が多いですよね。
これは学校が嫌なことが原因ですが、見方を変えると自宅が快適だからなんです。
そこで、自宅にいる時にはお手伝いを増やしてみると良いですよ。
お手伝いをさせると次のようなメリットがあるんです。
- お手伝い自体が学習になる
- 体を動かす時間が増える
- 役割を持つ事で自信につながる
- 親子のコミュニケーションの機会が増える
このようなメリットがありますが、子供からすればやっぱり大変なんです。
家でも大変なら学校に行ってみようかなと思うようになれば効果があるはずですよ。
どうしたら楽しい学校生活ができるの? まとめ
今回は子供と学校生活について考えてみました。
私は、「学校が不要」という最近の風潮を本当に危惧しています。
これを鵜呑みにして学校に行かない子供達が増えてしまうと、その子達が過ごすことができた学校生活を奪ってしまいますよね。
学校生活のメリットなどを理解するや、学校へ行けるようになるアイデアを行うことで楽しく学校生活が送れるようななると嬉しいです。
そして、私たち大人が子供達の未来を奪ってしまわないように注意していきましょうね~
▼ 書籍も参考にしてみてね ▼
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