毎日楽しく学校に行っているようでも、急に「学校に行きたくない」なんて言い出す事がありませんか?
我が家の子供たちもたまには言うんですよ。
一時的なことならそれほど気にする必要はないのかもしれませんが、これが長く続いて不登校になってしまう事だって考えられますよね。
そこで今回は、この隠れ不登校の前兆とも言える「学校に行きたくない」ときの対応などについて、実際に私がやっている対応策などを紹介しますよ~
うちの子もたまに「学校に行きたくない」って言う事もあるんだよ。
そんな時、どうしているか紹介するから参考にしてみてね。
不登校の小中学生は約1.5%だけど多い?少ない?
文部科学省が発表している長期欠席者の割合は、小学生で1.3%・中学校4.8%だそうです。
そのうちに不登校と呼ばれる状況の児童に絞ると小学生は0.7%・中学生3.65%となっていました。
「なんだ、小学生は0.7%だから少ないんだね。」と思ったら大間違いなんです。
実は近年どんどんと不登校者の割合は増えているんですよ。
不登校者の割合が増えているのですから、何らかの嫌な事が発生しているのは間違いないでしょうね。
不登校の理由は様々ですが、学校生活でのストレスや日常生活での不安が影響しているはずです。
そして、それは不登校者以外でも感じるものもあるんですよね。
そう考えると、「学校に行きたくない」日があって仕方が無いような気もしますよね。
でも、できれば楽しい学校生活を過ごしてもらいたいんです。
少しでも、楽しい気分になり「今日も頑張るぞ」となれるようにするアイデアを紹介したいと思いますよ~
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実際に自分の子供が「行きたくない」と言った時の対応策
それでは実際に自分の子供が「学校に行きたくない」と言った時の対応などについて、私の実体験を入れて紹介していきますね。
試してみて欲しい対応策を順にステップとしてみました。
ステップ1 先ずは原因が掴めるか試そう
学校に行きたくない理由が必ずあるはずなんです。
まずはその理由を突き止めましょう。
ただし、無理に聞いたりしてそれがストレスになってしまってはいけませんよ。
上手にコミュニケーションを取りながら聞き出す事が出来たら良いですね。
親としては、心配なあまり原因を突き止めるのを焦るかもしれませんが、子供の気持ちを考えながら焦らずゆっくりと進めて行って欲しいと思います!
ステップ2 真の原因は他の所にあるかもしれない
学校に行きたくない原因を聞くと大抵は「○○ちゃんと上手くいってない」などの友達との関係に悩んでいる事が出てきますよね。
ここで、「あー原因がわかって良かった」と思うのはちょっと早いんです。
今わかったのは直接的な原因ですから、更に掘り下げて考えてみて欲しいと思います。
○○ちゃんと上手くいかないのは、○○ちゃんが悪いのでしょうか?
そこから、「なぜ?なぜ?」を繰り返すことで、真の原因を突き止めてみて下さいね。
ステップ3 気分を上げられるように工夫してみる
ここまでステップ1~2を紹介しましたが、原因がわからなかったり、わかっても対応できない事も少なくありませんよね。
そこでステップ3ではお子さん自身の気分を高めてあげて対応する方法を試してみて下さい。
この方法はお子さんの個性などによってさまざまな事が考えられますので、ここでは実際に私が娘に試してみた方法を紹介しますので参考にしてみて下さいね。
髪形を変えてみよう
この方法は特に女の子に有効な方法ですね。
髪の毛がある程度長い方が色々なアレンジができるのですが、セミロングくらいの長さであれば十分試す事ができますよ。
私は娘にヘアアレンジの本を買ってあげたので、けっこう自分で上手にヘアアレンジできるようになりましたよ。
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難しいアレンジでなくても、女の子は髪の毛につけるゴムやリボンが違うだけでも気分が上がります。
髪を結ぶ必要が無い長さなら、ヘアピンの色や飾りの違いを楽しむのも良いと思いますよ。
もちろん十分な長さがあるのなら、小さな三つ編みを配置したりするとかなり雰囲気の違う髪形にする事が出来ると思います。
時間が有れば、毎日少し違う位置に三つ編みを編んだりしてあげると楽しみも広がると思いますよ。
気持ちが変われば、また新しい事にチャレンジする原動力にも繋がります。
少し嫌な事があっても頑張ることができるかもしれませんよ~。
▼ ヘアアイロンを比較した記事も見てね ▼
洋服の雰囲気を変えてみる
気分が落ちている時は、自分でも変わるきっかけを待っている事が多いですよね。
そのきっかけを作る方法の一つが、洋服の雰囲気を変えてみることなんです。
普段、赤系の色を好んで着ている子なら、青や紫系などに色を変更してみると良いですよ。
また、スカートが多い子はズボンを履かせてみるのも気分が変わるはずです。
しかし、自分の好みでないと返って気持ちが落ちてしまうこともあるので注意してくださいね。
気持ちを上げる事が一番の目的ですから、洋服を変更する事が目的ではない事に注意して行いましょう。
ちょっとしたアクセサリーやキャラクターものを使ってみる
アクセサリーやキャラクターの装飾などを利用するのも良い方法なんです。
ただし、学校に着けていくのであればあまり目立たない程度の方が良いと思います。
あまり周りから目立たずに自分の気持ちが上がるものが最適ですよ。
髪につけるリボンや、ランドセルにつけるキーホルダーなどが良いかもしれません。
また、靴下の小さな柄が好きなキャラクターになっている場合のも目立たなくて良さそうですよね。
どちらかというと小さい子向けの方法ですが試してみて下さいね!
今回紹介したアイデアは確かに一時的な効果しかないかもしれないけど、これを続ければ長い効果が期待できるよね。
あまり派手になり過ぎないように注意して続けることが大切だよ。
ステップ4 可能なら学校を休ませてみよう
それでは最後のステップです。
子供が、「行きたくない」と言い出す頃には、既に問題は大きくなってしまっている事もしばしばあるんですよね。
こうなってしまうと、無理に学校に行かせても事態は好転しないことが考えられます。
そんな時は、思い切って休ませてしまうのも方法の一つです。
学校の授業についていけなくなるのでは?学力が低下するのでは?と心配になる親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、問題を抱えて授業を受けても効率は悪いのです。
無理に学校に行っても悪循環するなら、まずは問題を解決することを優先したら良いと思いますよ。
子供が悩みを抱えているのだから、休む場合は一緒に過ごすようにして欲しいな。
▼ こんな書籍も参考にしてみてね ▼
ここまで読んで頂いた方は、きっとお子さんが学校を休むところまで来ているんじゃないでしょうか?
次からは、実際に学校を休む場合にどうやって過ごす方が良いのか紹介しますね。
実際に学校を休ませたら家でどうやって過ごすべき?
初期はストレスの解消のためにゆっくり過ごそう
既に精神的に疲れてしまっている場合は、疲れを取る事が最優先ですよね。
心配せず家でゆっくり過ごすようにしてみて下さい。
やりたいようにやらせてあげて良いのですが、一日中スマホやゲームで遊ぶなどで過ごしてしまうと、精神的にしっかりと休めるか疑問なんです。
個人差がありますが、会話をすることでストレスを緩和することもできます。
子供はお母さんに話を聞いてもらうだけでも安心するものですから、上手にコミュニケーションをとってストレスを和らげてあげられると良いですね。
不登校にしないように早いタイミングでお手伝いをさせよう
あまりに家が快適過ぎると、それはそれで問題となってきますよね。
毎日学校を休んで家でゴロゴロさせていてはいけません。
精神的に安定してきたら、出来るだけ早く生活を変えてみてください。
家はくつろぎの場でもありますが、一日中同じではいけないんですね。
ここでの良い方法は、家事の手伝いをさせることなんです。
もちろんお子さんの体調と相談しながらになりますが、「家に居ても大変なんだな」と実感させられるようにしてみてください。
不思議なもので、「家に居ると大変」→「学校の方が楽しいかも」と考えるようになります。
家に居れば忙しい部分もあることを認識させることで、学校へ行くようになるかもしれませんよ。
生活のリズムを変えてはダメ 規則正しい生活を
不登校の原因の一つに「朝スッキリと起きられない」事が挙げられています。
不安な事が有って、夜遅くまで起きていれば朝起きられないのが普通ですよね。
眠りが浅く朝スッキリと起きれない事が続くと日常生活にも影響が出てきてしまうんです。
学校に行かずに朝遅くまで寝ていれば、また夜眠くならずに夜更かしをする悪循環に陥ります。
こうなると不登校になる確率はますます上がりますよね。
そうならない為にも、しっかりと眠り朝スッキリと起きる事で楽しい日常をサポートしたいですよね。
あまり薬には頼りたくありませんが、一時的にサプリメントなどを使ってみるのも良いと思いますよ。
学校を休ませていても、朝起きる事を前提に生活をするようにしましょうね。
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夜更かしをさせたら絶対ダメだよ。
ただし、精神的に疲れすぎると眠れない場合もあるから注意してね。
学校に行きたくないと言ったら? まとめ
今回は、子供が「学校に行きたくない」と言った時の対応方法について考えてみました。
実際に娘に対して行った対応方法を基に考えていますが、お子さんの個人差や家庭の状況によっても千差万別なところがあります。
こんな対応法もあるんだなと参考にしてもらえたら嬉しいです。
また、私自身は学校生活を楽しく過ごせることが一番だと考えています。
最近では、「学校に行くのがムダ」などの風潮が広がっているようですが、私は決してそうではないと思うんです。
貴重で大切な時期を楽しく過ごせるようにサポートしてあげられるように頑張って行きましょうね~。
▼ 私が学校生活が必要だと考える理由 ▼
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