小学生のうちから算数が不得意だと、中学・高校とやっぱり不得意を引きずって大きくなってしまう事が多いようです。
当然、授業中もつまらない時間を過ごしてしまいますから、長い時間をつまらなく過ごすのは本当にもったいないです。
できれば小学生のうちにその不得意感を取り除いて少しでも楽しい学生生活を過ごせるようにしてあげたいと思いますよね。
そこで今回は、算数に強くなる方法の一つとして「足し算の早解き」について紹介したいと思います!
私も算数は得な方じゃないんだけど、だからこそ何で苦手なのか分かる気がするよ。
その中でこの方法は良い方法だと思うから、是非チャレンジしてみてね!
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足し算の早解きって何? どこが良いの?
説明するほどではないのですが、ここで紹介する「足し算の早解き」は小学生の低学年で勉強する一桁の数字どうしの足し算をいかに速く正確に解くのかというものです。
問題は難しい必要は全くありません。むしろ、簡単であるほうが良いと思います。
この「足し算の早解き」のメリットは、、、
- 幅広い年齢で利用できる
- 算数が苦手でも取り組むことができる
- 成長(ミスの数・解く時間)が体感し易い
- 出来る事により自信がつく
- 計算が正確になる事で算数の理解度が上がる
算数が嫌いな子の多くが、足し算(計算)が不得意です。
つまり、足し算が得意になることで自信をつけてもらい、算数に強くなろうということなんです。
では、実際に子供達にチャンレンジしてもらいましょう。
▼ 足し算が理解できれば算数に強くなるよ ▼
中学生から幼稚園生までの3兄弟でチャレンジしてみました
私の子供達3人で足し算の早解きにチャレンジしてみました。
なお、中学生の長男は算数が得意なタイプですが、小学生の長女はちょっと苦手なタイプです。
まずは、3人で足し算のみ10問を解いてみました。
正解数 | 解いた時間 | |
長男(中学) | 10/10 | 11秒 |
長女(小学) | 9/10 | 12秒 |
次女(幼稚園) | 10/10 | 計測無し |
10問だと、あっという間に解いてしまいます。
小学校の高学年以上だともう少し多くても良さそうですが、さすがに幼稚園生ではそんなには早く解けませんでしたね。
長女は長男が解くのが速いので、速度を気にし過ぎて1問間違えていました。
その為、次の日には少しハンデなどつけてみました。
具体的には、幼稚園生以外は20問に増やし、中学生には引き算も加えています。
その結果は、、、
正解数 | 解いた時間 | |
長男(中学) | 20/20 | 17秒 |
長女(小学) | 20/20 | 39秒 |
次女(幼稚園) | 9/10 | 計測無し |
長女は、前回の間違いを気にしたあまり時間がかかり過ぎたみたいです。
それも勉強なので、繰り返しやっていかに速く・正確に計算できるか考えると良いですね。
まだ長男には簡単すぎるようなので桁数を増やしたり、掛け算を入れたりしても良いかもしれませんね。
- 年齢などによってハンデをつけると良い
- 兄弟間で競わせてみましたが、同時に問題を解かせるのはあまり良くなかった
- 続けるのが最も大切
なお、問題の目安としては次の表を目安に設定してみて下さい。
問題数 | 桁数 | ハンデ案 | |
中学生 | 20~30 | 1~2桁 | 引き算・掛け算あり |
小学校高学年 | 10~20 | 1~2桁 | 引き算あり |
小学校低学年 | 5~10 | 1桁 | |
幼稚園 | 5~10 | 1桁 |
あまりに難しかったり問題数が多いとイヤになってしまいますから、長くても1分くらいで終わる程度に調整すると良いと思います。
なお、今回使用した問題は次のエクセルファイルで作った問題です。
ランダムで問題が作られますから何回でも使えます。
良かったら使ってみて下さいね。
間違ったり遅くても大丈夫だよ。
繰り返しやって、速くなってきたことを体感するのが一番大切。
だから是非続けてみてね。
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