我が家では、基本的に毎年「漢字検定(日本漢字能力検定)」を受けるようにしています。
私の場合には実年齢よりも上のレベルを受験させようとか低学年のレベルだから受けさせないとかはありません。
「自信をつける事」「計画的に勉強すること」を目的にしていますので、極端に上のレベルを受けさせたいなどの英才教育とは違いますのでご了承くださいね。
それでは、実際に小学6年生の長女の勉強法を紹介していきますね。
▼ 漢検を受ける理由はこちらを見てね ▼
漢字検定への取り組み方を3段階に分けてみます
勉強法そのものを紹介する前に、どのようなレベルで取り組むのか考えてみましょう。
勉強そのものよりもどのような目標(取り組み方)を立てるのかが大切だよ。
まずはどのような取り組みをするのか考えてみてね。
合格を目指す取り組み方
最も一般的な取り組み方法です。
目標のレベル(級)の合格を目指します。
多くの場合は、自分の年齢(学年)と同じになると思います。
我が家でも、殆どは子どもの学年と同じ級を受けていますが、一学年下の級や上の級を受けても良いと思います。
満点合格を目指す取り組み方
合格が確実の実力を持っている場合の取り組み方です。
出題された問題の全てを正解する事を目標にしていきます。
漢字検定の場合には満点合格証が発行されます。
この満点合格証は全ての級で発行されます。
当然、上の級になるほど取得は難しいのでチャレンジする価値はあります。
ちなみに、一番取得が簡単だと思われる10級でも20%くらいの取得率です。
今回長女が受験予定の5級になると0.2%程度とかなり狭き門になります。
上のレベルにチャレンジする取り組み方
実年齢や実力に対して上のレベル(級)にチャレンジする場合です。
当然この場合にも合格を目指す事にはなりますが、合格が難しいと分かっていても自分の実力を測る為に受験する場合もあるでしょう。
このようなチャレンジをする場合には、かなり優秀なお子さんの場合が多いです。
ここを目指すには単純に今回の勉強法だけでは不十分なのでご注意ください。
自分の取り組み方が決まったらいよいよ勉強だね。
次から、我が家の長女の勉強方法を紹介するから参考にしてみてね。
我が家の勉強方法(6年生の場合)
- 学校の教科書を使う
- 該当の漢字は熟語まで勉強する
- 過去問は解くだけで終わらせない
- 間違ったら辞書を使う
- アプリも使って楽しく勉強
学校の教科書やドリル(学校で使うもの)を使う
我が家では、漢字検定用に特別に参考書やドリルは購入していません。
余計な費用をかけたくないのも理由の一つですが、学校の宿題などと出来るだけ共有させたいと考えているからです。
つまり、漢字検定の勉強がそのまま家庭学習(宿題)になるのが理想なんですね。
できるだけ余計な負担がかからないように勉強したいですよね。
私は出来るだけ負担をかけずに学力を上げれるように効率を重視しているよ。
もし、効率が上がるなら参考書は使うべきだよ。
該当の漢字は熟語まで勉強する
実際に、漢字検定用のドリルが無いと何をどうやって勉強して良いのか分からない方も多いですよね。
娘が実際に家庭学習として行っているのは下のようなまとめを作ることです。
漢字検定では、単純に漢字の読み書きの問題だけが出るわけではありません。
部首の名前や書き順などの問題もあるので、自分の苦手な部分をまとめてみると役に立ちます。
苦手な文字や出題されやすい文字を重点的にまとめてみると合格率を効率よく上げられると思いますよ!
長女は熟語とその意味についてまとめていたよ。
熟語について弱いと感じているのかもね。
過去問や問題集は解くだけで終わらせない
まず、過去問題などはどうやって入手するの?
過去問題をベースに勉強するのもポピュラーな方法ですよね。
勉強のやり方が分からない方はもちろん、受験が近くなった時には欠かさずやりたいところです。
我が家でも最低1回はやっていますよ。
この場合に数回分の過去問や問題集を必要とするなら書籍を購入するのがお手軽です。
本試験型 漢字検定5級試験問題集 ’21年版 [ 成美堂出版編集部 ] 価格:726円 |
しかしながら、小学生レベル(5級程度まで)であれば書籍が無くても十分に補うことができます。
漢字検定の公式サイトでは、過去問題を1回分公開してくれています。
https://www.kanken.or.jp/kanken/outline/degree/example.html
また、コンビニに行けば1回分の過去問題を200円で購入する事も可能ですよ。
どうしても過去問題に費用をかけたくない場合や、既に手に入るものが無くなってしまった場合
我が家で受験しているのは「日本漢字能力検定」で通称「漢検」です。
似たような検定で日本語力検定協会が実施している「漢字習熟度検定」で通称「漢熟検」というものがあります。
私は近隣で受験できないので利用した事が無いのですが、こちらも面白そうな検定ですね。
こちらの「漢熟検」では3回分の過去問題が無料で入手できます。
出題の傾向は違いますが、漢字の実力をつける意味では十分に利用できますよ。
▼ もちろん書籍版もあるよ ▼
過去問は正解よりも不正解に注目しよう
過去問題ですから、模擬試験としても利用できます。
実際に試験形式で実施すると臨場感があり、非常に効果的です。
解答が終わったら採点をしますよね。
実は、採点をして点数を付けたら終わりの場合が非常に多いです。
間違った漢字を勉強し直す事や自分の苦手な部分を把握することが非常に重要です。
是非過去問を解いた後は不正解の部分に注目してみて下さいね。
間違ったら出来るだけ辞書を使う
過去問で間違った問題については、次出題されたときに間違えないようにしておきたいですよね。
その為に、間違えた漢字については上で紹介したようなまとめをして再度勉強し直しましょう。
この時、読みや熟語を調べるのにスマホを使わないようにします。
出来れば辞書を使うことをおすすめします。
この理由としては、次の事が理由にあります。
- 辞書の情報の方が信頼性が高いから
- 辞書を使うのが面倒⇒次間違えたくないと感じて欲しいから
- スマホが近くにあると集中力が落ちるから
スマホは非常に便利な道具で、上手に使えば効率は上がります。
しかし、どうしても副作用の部分があり、ここが無視できないようなら使わないべきだと思いますよ。
▼ 小学生ならこんな辞書もオススメだよ ▼
アプリも使って楽しく勉強
最後に紹介するのは、スマホやタブレットPCで使えるアプリで勉強する方法です。
私自身は、勉強でスマホなどを出来るだけ使わせないようにはしているのですが、最近では少しずつ利用するようにしています。
無料(アプリ内課金あり)で利用できるものも多いので、非常に有難いですね。
このアプリは漢字検定公式のアプリですが、この他にも多くのアプリが公開されていますよ。
基本的には気分転換として使いたいのですが、気が付くとメインの勉強時間になっちゃうのがデメリットですね。
いかがだったでしょうか?
今回は、我が家での漢字検定勉強法を紹介しました。
取り組み方によって参考にならないところもあるかもしれませんが、独学で勉強していきたい多くの方に役に立つ情報があると思います。
是非一緒に漢字検定を攻略していきましょう♪
今回は小学生向けの勉強法だけど、中学生や高校生になっても漢字検定を続けて受けさせようと思っているよ。
良い勉強法が見つかったらまた紹介するね。
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