現在の受験ではマークシート式の解答用紙を使うことが多いよね。
今回は、マークシートに対しての対策をかんがえてみたよ!
マークシート式の解答用紙とは
上の写真は、高校受験用の模擬試験の解答用紙です。
受験する地域などで違いはあるのかもしれませんが、「マークシート式」と「記述式」の解答が混在していました。
解答用紙の上側の部分がマークシート式の解答欄で、幾つかの選択肢から正しい番号を選び塗り潰す方法のことをマークシート式と言います。
今では一般化している解答方法ですが、再度注意点など確認して、少しでも点数を取れるように準備しましょう!
読み取りミスを防げ 点数を落とさないマークシート記述方法
鉛筆とシャーペンはどっちがよいの?
マークシートへ記入する場合には、鉛筆とシャーペン(シャープペンシル)どちらが良いのでしょうか?
実は、鉛筆の方が圧倒的に有利なんです。
鉛筆とシャーペンでは、芯の太さが全然違います。
鉛筆の方が芯が太いのですが、そのおかげでマークシートを塗り潰すのに向いています。
但し、削り過ぎて尖っている芯ではシャーペンと同じですから、少し芯の先が丸まっているくらいがちょうどよいです。
マークシートを塗り潰す時間は、1つではたいした時間ではない気がします。
でも、問題は1問ではないですから、積もり積もれば30秒くらいになるかもしれません。
30秒あると1問問題が解けるかもしれませんよね。
試験は時間との闘いです。
この一問で合否が分かれる場合だってあるのですから、大切にしましょう。
なお、場合によってはマークシートは鉛筆で塗るように指示される場合もあるみたいですよ。
▼ マークシート用の鉛筆もあるんだよ ▼
適当な濃さはどのくらい?
上の写真は、シャーペンの芯です。
シャーペンの場合には筆圧で解答用紙が凹み易いですから出来るだけ柔らかい芯を使う方が良いです。
一般的にはHB以上(濃い)を要求されますので、私のオススメは次の通りです。
鉛筆の場合 ⇒ HB or B
シャーペンの場合 ⇒ B or 2B
なお、上でも紹介しましたが、マークシートでは鉛筆の方が圧倒的に有利ですから必ず持っていくようにしましょう。
色が薄いとマークシートを塗るのに時間もかかりますから、「H」など薄い色の選択はNGですよ。
消しゴムにも気を使おう
マークシートでは塗り潰す方に目が行きがちですが、間違った部分が綺麗に消えずに読み取りミスで間違いに判定されることだってあります。
塗り潰してしまった部分を綺麗に消せる消しゴムにも注意しましょう。
綺麗に消せずに時間がかかってしまってももったいないですよ。
私は綺麗に消せることを重視してMONOの消しゴムを使うようにしていますが、折れやすい欠点もあるみたいですね。
塗りムラは少なく時間は短時間に出来るように
マークシートの注意事項にこのような注意書きがあります。
良い例では非常に綺麗にマークシートが塗られていますが、これにこだわりすぎて塗り潰す事に時間を取られ過ぎないようにしましょう。
悪い例の中ではみ出しという項目がありますが、この程度なら機械は読み取ります。
少しくらいならはみ出しても大丈夫なので、あまり時間をかけ過ぎないで塗るようにしましょう。
中学生になるとあまり鉛筆を使わないだろうけど、鉛筆に慣れるようにしておこうね!
マークシートの利点を最大限に使おう
分からない問題でも必ず塗り潰そう
最後の最後まで考えても分からない問題もあります。
分からないからと言って、空欄で提出するのは止めましょう。
試験終了の1分前くらいになったら、分からない部分の解答のマークシートをどこでも良いので塗りつぶします。
わからないのに塗る必要があるの?と思う方も多いようですが、これも受験のテクニックの一つです。
やった子とやらなかった子では明らかに差が付いてしまうので、必ずやるようにしてください。
答えが推測できるものは利用しよう
マークシートは解答選択式ですから、4択程度の選択肢の中から解答を選ぶ事になりますよね。
中には、実質的には2択であったりする場合があります。
具体的にはこのような場合です。
- A×B
- A’×B
- A×B’
- A’×B’
よく見てもらうとわかると思いますが、2択×2択の形の解答ですね。
Aの選択肢かBの選択肢が簡単な場合があります。
どちらかの解答が分かれば1/2の確率で正解出来ますから落ち着いて解答していきましょう。
マークシートだと全く分からなくても正解する事があるよ。
それは、自分も他の人も同じだから、少しでも正解率を上げるようにするのも大切なことなんだよ。
いかがだったでしょうか?
今回は、マークシート式の解答用紙に対する対策について考えてみました。
受験は、それまでの勉強が大切ですが、積み重ねたものがしっかりと発揮できるようにするのも大切です。
焦らず落ち着いてマークシートを塗り潰せるように準備もしっかりとしていきましょうね!
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