
私の娘は小学校4年生の時50mを7秒台で走れたよ。
このタイムは、中学1年生の上位10%くらいには入れるらしいんだけど、実はこれまで走り方なんて教えた事ないんだよね。
今回は、私が幼少期にさせている事を紹介するよ。
幼少期に何をさせていたのか?
専門家ではなくても、簡単に体の使い方を覚えられる方法があります。
それは、スキップをさせることです。

スキップの動作には次の効果があるんです。
- リズムが取れているのか自分でも分かり易い
- 足を上げる動作を覚えやすい
- 上体が前を向きやすい
- 手と足が同時(タイミングよく)に動く必要がある
幼少期には難しい事は教えられませんし、教える必要もないんですよ。
楽しくスキップが出来るようになることで、体の動かし方を自然に覚える事ができるんですね。

上手にスキップが出来るようにするだけで、体の使い方がスムーズになるよ。
小さい子は、大抵自然にスキップするようになるけど、上達しないようならビデオなどで撮って、上手い人との違いなどを教えてみてね。
スキップなんてまだまだできない場合にはどうしたらいい?
スキップも出来ないくらい小さいお子さんには、昔ながらの『けんけんぱ』でも有効なんです。
道路に〇を書いてぴょんぴょん跳ねるやつですよ。
体を閉じたり開いたりしながらジャンプすることで、自然と体の動かし方を学ぶ事ができるんです。
また、スキップに加えて縄跳びも体のバランスを学ぶのに良い動きですね。

更に、「鬼ごっこ」をするだけでも当然効果はあります。
これらの事であれば専門的な知識が無くても十分に教える事が出来ると思います。
一緒に遊ぶだけですから、他の遊びの途中で取り入れるなどでやってみると良いですよ。

なわとびは100円ショップのものでも大丈夫だけど、長さは成長に合わせて調整してね。
幼少期にはあまりフォームなどにこだわらず楽しく遊ぶだけで良いと思いますよ。
どうしても何か教えたい方は、スタートの仕方くらいなら教えても良いかもしれませんね。
ちなみに私が、娘にスタートの仕方を教えたのは小学校5年生の時でしたよ。
▼ 速く走るなら靴にも気を使ってね ▼
走ることに大切な要素ってなんだろう?
走るという動作はリズムが大切だよ
人間は皆自然に歩く事ができますが、体中の筋肉を自然にタイミングよく伸び縮みさせていますよね。
無意識でも歩けますが、早く歩こうとするとある程度意識を歩く事に集中していくと思います。
これが走る事になると更に意識はそちらに集中していくわけです。
つまり、走る事は無意識では難しいのです。
自然に筋肉を伸び縮みさせているようですが、頭でタイミングを取りながら動いているんですね。
少し矛盾してしまうのですが、走ることに意識を集中しながら自然とタイミングが取れる状態が理想です。
言葉で言っても難しいのですが、幼少期から訓練すると自然にできるようになりますよ。
また、動き易い服装にしてあげるのも一つのポイントだと私は思ってます。
▼ 動き易い服装の記事も読んでね ▼
筋肉をバランスよく使う姿勢があるよ

多くの方がご存知だと思いますが、走る時の姿勢が大切なんです。
個人差はあるにしても、体中の筋肉をバランスよく動かす姿勢があります。
例えば、重心が前に傾きすぎていれば、足を上に上げる事は難しいですよね。
でも、幼少期に走る姿勢を教える必要は無いんだと思います。実際、私は小学校の高学年になるまで走るフォームを教えたことはありません。
自然に、体を動かしやすい姿勢を取れるようにトレーニングするにはやはり幼少期に何をするかが非常に大切なんですね。
最も重要なのは「走るのが好き」にすること
走ることが苦手な子は、「走る⇒疲れる⇒イヤだ」というような思考になっている子が非常に多いです。
実はこれ、大人も同じ事が言えます。
子供の頃は走ることが苦手ではなかったのに、大人になって運動する機会が少なくなると疲れやすくなってしまい「イヤだ」と考える方も多いのではないでしょうか?
これを、「走る⇒疲れる⇒気持ちいい」にしたいですよね。
でも、これをしたら好きになる!って事があるわけではないんです。小さいうちから、運動と親しんで楽しむことしか方法がありません(少なくとも私の場合には)。
週に1回でも良いですから、家族でランニングしてみたりすると走ることへの楽しさを感じるようになるかもしれませんよ。

素人が走るフォームについて指導するのは推奨しないわ。
変なクセがついてしまうと直す方が大変になるかも。
▼ 家族で体力測定も面白いよ ▼
まとめ:幼少期は大切な時期!必ず違いは出てくるよ
ここまでの話は、大人の方なら当たり前じゃないかと思うような事かもしれませんね。
しかし、幼少期の子供に理解させるには非常に難しいのです。
また、体の動かし方は幼少期から体に染みついていく部分があります。
あまりに変なクセがついてしまうとフォームの改善などで治らない場合もあるそうです。
幼少期から、走り方について簡単に理解させる事が大切になってくるのです。
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