絵本の読み聞かせは、子供の能力向上に役立つと言われていますよね。
実際に私も子供達に読み聞かせをしてきました。
やってきたことは読み聞かせだけではないので、これが学力向上にどれだけ効いているのかはわかりませんが、やっぱり効果はあるんだと思っています。
今回は、読み聞かせが学力向上につながる理由と私が実際に読み聞かせた絵本を紹介するので参考にしてみてね~
幼児期に何をするのかって本当に大切だよ。
でも、特別な事をする必要はないんだよ。
今回は、その一つの読み聞かせについて考えてみよう。
どうして学力が上がるの?読み聞かせが学力につながる理由
読み聞かせの効果はこんなにある
読み聞かせをすることによって得られる効果は次のような物が挙げられます。
- 言葉を聞き取る力が向上する
- 想像力が多様に広がる
- 文章の理解力が向上する
- 記憶力が向上する
- 本が好きになる
- コミュニケーションがよくなる
全ての項目について、学力との関わり合いがあります。
その中でも、文章の理解力が向上する事が最も影響が大きいのではないかと感じています。
同じ事を言っても人によって理解の仕方は違うものです。
この違いは、皆さんが想像しているよりも大きいかもしれません。
実は、書き手や読み手の意図を知らず知らずに読み取って、理解をしている部分があるのです。
このような能力を育む事ができるのも読み聞かせの大きな効果だと思います。
また、普段お子さんとの関わり合いの少ないお父さんなどが読み聞かせをするとコミュニケーションを取る方法の一つとして利用できるそうです。
学力の向上にも繋がりますので一石二鳥ですね。
問題が分からないのではなくテストの問題を理解できていない場合もある
テストで悪い点を取ってしまった原因の一つとして、「テストの問題の意味がわからなかった」と言う場合があります。
もちろん、問題がおかしいのではなく大人が読んでもどこがわからなかったのか理解できない事も多いのですが、実際その子は理解できなかったのです。
何度も問題を読み返してみると、「そういう意味だったのか」と気づく事も少なくないのですが、その場でわからない事はやっぱり問題です。
そういう子は、文章の理解力が不足しているようです。
学力には様々な能力が必要ですから、当然文章の理解力も影響するのです。
問題の意味を理解するのに時間がかかってしまう事もあるんだよ。
問題を解く時間が減っちゃうから当然不利にもなるよね。
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上手に絵本を読み聞かせる方法!ポイントはたったこれだけ
読み聞かせで注意したいのは、読み手が物語を表現しようと極端に強弱をつけたりしない方が良いという事です。
物語の人物のイメージなどを想像して喋り方をかえたりすると思いますが、「言ってる人が変わったんだな」と認識できる程度で良いようです。
強いイメージを与えてしまうと、そのイメージが頭に残ってしまい自由な想像をする妨げになってしまいます。
ゆっくりとしたスピードではっきりとした声で読んであげるようにしてください。
読むときに感情を込めて読むのも良いんだけど、読み聞かせの効果は淡々と読んだ方が良いみたいだよ。
こんな絵本を選ぶといい!読み聞かせに適した本の選び方
それでは次に、どんな絵本を読み聞かせたら良いのか考えてみましょう。
幼児期の読み聞かせに適した絵本は次のポイントに注目して選んでみて下さい。
読み聞かせでは文字が多く長い物語が良いと思うかもしれませんが、短くて簡単なものでも充分なんです。
まずは読み聞かせの時間が好きになる事が大切なので、絵がかわいいとか好きなキャラクターが出てくるなどで選んでくださいね。
実際に私も次のような絵本を選んで読み聞かせていましたよ!
あなたのことがだーいすき
しろくまの親子のおはなしです。
その名の通り、お母さんが子供のことを大好きと伝える内容なので、読み聞かせるには適していますよね。
そして、子熊の絵の部分にフワフワが付いているのが最大の特徴です。
さわり心地を楽しむことで本が好きになるかもしれませんよ。
ただ、ちょっと文章が長い部分がありますので注意してくださいね。
▼ あなたのことがだーいすきはこれだよ ▼
ちょっとだけ
私が一番好きな絵本で、妹が生まれたばかりの女の子のおはなしですよ。
私は妹が生まれる長男の為に読み聞かせるために購入しました。
ちょっとずつ我慢したりする女の子が本当にかわいいんです。
そして短い文章なのに、すごく気持ちが伝わってくる絵本なんですよ。
読み聞かせに最適なシチュエーションが限られる絵本ですが、オススメですよ~
▼ 弟や妹が出来た時に読んであげてね ▼
モーリーのすてきなおいしゃさんバッグ
最後に紹介するのは、モーリーのすてきなおいしゃさんバッグという絵本です。
こちらは仕掛けの多い絵本なのが特徴です。
文章も短いので、あまり本が好きじゃない子にも抵抗なく読み聞かせられると思います。
我が家の場合には、長女があまり本を読む事が得意ではなかったのでこちらを使いました。
当然、仕掛けの部分の方に興味が行ってしまうのですが、本に慣れるという意味では良かったですよ。
▼ 実際に私が長女に読み聞かせていた本だよ ▼
気に入った同じ本を繰り返し読むのも良いよ。
だから、新しい本を沢山買う必要はないから何度も読んであげてね。
今からでも遅くないの?実際に読み聞かせてみた
効果が大きいのはやっぱり幼児期から小学生低学年
読み聞かせの時期として最適なのは、やはり幼児期です。
人によっては、赤ちゃんの頃から寝かしつけに読み聞かせを行う人もいるようです。
習慣付けにもなりますので、小さいうちから読み聞かせをするのは大いに賛成です。
出来るだけ早い時期から読み聞かせの習慣付けをすると良いと思います。
また、4歳くらいになるとひらがなを読めるようになってきます。
本人も本に興味を持つ良い時期ですので読み聞かせを始める良い時期かもしれません。
小学校の高学年になってしまったら遅いのか
読み聞かせの最適期からは外れてしまいますが、小学生になっても読み聞かせの効果はあるようです。
最も効果があるのは、コミュニケーションの部分のようです。
上でも紹介しましたが、普段子供との接点が少ないお父さんは、読み聞かせを通じて子供とのコミュニケーションを取る事が出来ます。
また、子供自身もお父さんとのコミュニケーションで精神的に満たされる部分もあり、集中力などが向上する効果も期待できます。
もちろん、お母さんが読み聞かせをしても問題ないです。
また、幼児期に比べて効果は少ないとしても、文章の理解力などにも効果は期待できます。
毎日できないのなら、曜日を決めてみたりして工夫してみよう。
▼ 幼児期の過ごし方も参考にしてみてね ▼
読み聞かせと学力 まとめ
今回は、読み聞かせの効果について考えてみました。
読み聞かせをすることによって、文章の理解力が向上するのは直感的にも理解できます。
また、文章の理解力が学力に繋がるのも納得できるところです。
小さなお子さんでは、寝かしつけの方法の一つとして読み聞かせを実施する方も多いと思います。
途中で眠ってしまっても効果はありますから、是非続けてあげて欲しいと思います。
また、小学生になってからでも、効果は期待できます。
コミュニケーションツールの一つとして利用してみたらいかがでしょうか。
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