小学校からのプログラミング教育についていく為、まずはフリーで利用できるアプリを利用してみる事にしました。
(当時)小学校4年生の長女は全く(コンピューターを使用した)プログラミングとは無縁で過ごしてきましたから全くの初心者です。
▼ 今からでも遅くないよ ▼
今回使用させてもらった「プログラミングゼミ」は小学校低学年を対象としていますが、全くの初心者の小学4年生には扱い易いだろうと考えて選定してみました。
アプリを導入して2日間体験した結果を、紹介したいと思います。

少し前に長女が経験したことを紹介するよ。
全くの未経験者が体験した結果なので、苦手な人には参考になると思うよ!
プログラミングゼミとは

DeNAが提供しているプログラミング教育アプリです。
Windows・android・iOSに対応しており、多くのデバイスで利用する事が出来ることが特徴の一つです。
しかも、フリーで使えますから気軽に試す事が出来るのがうれしいです!
私はandroidのスマホで利用させてもらいました。
小学一年生からの利用を推奨されていますが、ひらがな・カタカナが読めれば小学生未満でも使用可能です。
既に多くの教育現場で利用されており、関連資料が豊富に公開されているのも特徴の一つです。
また、別売りになりますが、ロボットを購入すると実際にロボットを動作させることが出来るようですよ。
プログラミングゼミの進め方

小学生低学年を対象としていることもあり、チュートリアルが非常に分かり易く出来ています。
写真にあるように、かわいいキャラクターが出て来たり、手のアイコンやアイコンが大小に振動するなどしてナビゲートしてくれます。
始めのうちは、『あつめよう』のエリアで学びながら宝石を集めていくと良いと思います。
プログラムについて少しずつ学んでいくとレベルが上がり使えるブロック(命令)が増えていきます。
その後、パズルやコラボを行いながら最終的には自分のプログラムを組んでいくと良いと思います。
なお、関連資料にて詳しい説明資料もダウンロードできるので、気になる人は見てみると良さそうですね。
なお、アプリに2回目以降ログインすると次の画面になります。

次からは、各メニューについて何が出来るのか簡単に紹介します。
あたらしくつくる
その名の通り、新しく自分でプログラムを組むエリアです。
完全に始めから自分でつくる『じゆうにつくる』、サンプルキャラが使える『サンプルのキャラ』、簡単なストーリーがつくれる『はじめてのストーリー』があります。
じぶんのさくひん
あたらしくつくるエリアで作ったプログラムはこのエリアに保存されます。
あつめよう
プログラムの作り方を学ぶ事で宝石を集めていきます。
宝石自体の使い道は無いようなのですが、集めることでレベルが上がっていき、つかえるブロック(命令)が増えていくようです。
初めからブロックが多いとプログラミングに慣れていない子供は戸惑ってしまうので、親切な設計だと思います。
くみたてよう
既に完成しているプログラムをバラバラにして、組み直します。実際のプログラムの全容が確認できます。
中では上級者向けなので、『あつめよう』で学ぶのを優先して進めた方が良いと思います。
みんなのさくひん
その名の通り、他の人がプログラミングゼミにて作成した作品を見たり、遊んだりすることができます。
もちろん、自分が公開(シェア)した作品も見る事ができます。
パズル

パズルを通して、自分の意思をコンピューターに伝えることを学びます。
パズル自体は非常に簡単で直ぐに解けてしまいますので、高学年になると最後まで解く前に飽きてしまうようです。
あくまでも小学校低学年向けですので仕方ないですね。。。
長女がプログラミングゼミを2日間体験した結果
アプリ自身で使い方などを教えてくれるので、操作の殆どは子供自身で習得してしまいます。
ごくたまにわからない部分を聞いてくる程度でアプリを使いこなすことが出来てしまいました。
ですから、親が係わる部分は少ないのですが、「近くにいる」「一緒にやる」という状況がやる気を引き出すポイントになります。
適度に関わるようにしながら、2日間使ってみた結果を簡単に紹介します。
宝石あつめは途中まで
プログラミングゼミでは、『宝石集め=プログラミング学習』となっています。
もちろん、大人では簡単に終わってしまいますが、私の長女(当時小学4年生)の場合だと『データ』と『にゅうしゅつりょく』の部分で自分ではわからない箇所が多い印象でした。
その為、途中で宝石集めは諦めてしまい、自分のプログラムを作る方に興味が移ってしまったようです。
自分でプログラミングでは簡単なゲームを完成
『あたらしくつくる』で簡単なゲーム形式のプログラミングを作る事が出来ました。
プログラミングに初めて触れた超初心者の長女でも、殆ど自分一人でゲーム形式のプログラムを完成できています。
ちなみに、自分で絵を書いたものを写真で撮って動かして遊ぶプログラムを作ったようです。
公開すると、気に入った人がハートを押してくれるので、ハートの数を娘と夫で競っていましたよ。
全体を通しての感想
ブロック(命令)が簡素なのに複雑な動きができたりして大人の方が戸惑う部分があります。
ただし、子供は気にならないようです。
非常に分かり易く学べるように出来ており、他のプログラミングアプリにも挑戦してみようと意欲が出ます。
入門用として非常に適しているアプリだなと思いました。
公開したプログラムがその後どうなったか?
『じぶんのさくひんをみる』エリアを確認すると、公開後の視聴数とハートの数が表示されます。
次の写真のものが、長女(当時小学4年生)の作成したプログラムです。

赤線で囲まれたものが作成したプログラムです。
視聴回数364回・ハート29個になっています。
なお、夫の作ったプログラムは視聴数75回・ハート数2個でした。
夫の作品とは大違いです。(本人は自分の作品の方が出来が良い言っています。。。)
しかも、良く見て貰うとわかるのですが、『おすすめのさくひん』のエリアで紹介されています。
ここには、アプリ側で選択されたものが表示されます。
恐らく、視聴数が多いものを載せているのだと思います。
さすがに周りの強豪に比べると視聴数は劣るのですが、初めて作ったプログラムがここに載るとは末恐ろしいです。
自分で書いた絵を写真で取り込むことで、簡単にアプリ内で動かす事が出来るので思い通りのキャラクターが使用できるのが楽しいようです。
この点は、頭の硬くなったオジサン(夫)には難しいのかもしれませんね。。。

プログラミングそのものも大切だけど、何を動かすかなどのアイデアも同じように重要なんだね。
子供の柔軟な発想を生かす事ができる面白い教育になるかもね。
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