文部科学省は2020年度より小学校プログラミング教育の全面実施されましたね。
新型コロナウィルスの感染拡大でカリキュラムもメチャクチャになってしまいましたが、小学校では実際にプログラミング教育が始まっているようです。
もう既に、授業でやっていることが分からないなんてお子さんもいるのではないでしょうか?
現在小学校に通っているお子さんをお持ちの方は、急に小学校の授業にプログラミングが実施されることで自分の子供が授業についていけないかも?と心配されていますよね。
今からでも遅くありませんよ!
今回は、家庭で出来るプログラミング教育について紹介していきたいと思います。

私自身はプログラミングは全くの初心者だけど、夫が少しわかるみたいだよ。
今回は、夫の意見を取り入れながらプログラミング教育について考えてみたよ。
▼ プログラミング以外の教育改革後の他の対策はこちらを見てね ▼
小学校でのプログラミング教育のねらいから考えよう
文部科学省の資料では次の項目がプログラミング教育のねらいであると示されています。
情報活用能力に含まれる以下の資質・能力を育成する事。
[知識及び技能]
[思考力、判断力、表現能力]
[学びに向かう力、人間性等](文部科学省資料より抜粋)
なお、プログラミング言語やプログラマーの育成ではなく、身近な生活にコンピューターが活用されている事等に気づき、自分の活動にいかせるような児童を育てることが狙いのようです。
そもそもプログラミングとはどういったものなのか
コンピュータのプログラミング(英: programming)とは、コンピュータプログラムを作成することにより、人間の意図した処理を行うようにコンピュータに指示を与える行為である。(wikipediaより抜粋)
私と同年代の方は、どうしてもキーボードを使用したタイピングがプログラミングのイメージではないでしょうか?
しかし、この定義から考えると必ずしもタイプピングは必要ないようです。
実際にこの後紹介しますが、幼児向けプログラミング教材ではタイピングを必須としない物が多いようです。
家庭では何をすれば良いのか
実際に小学校で行われる教育を同じように家庭でやっても仕方ないですよね。家庭で行いたいのは次のような事ではないでしょうか。
- 一緒にプログラミングを楽しむ
- 小学校でわからなかった所を補足してあげる
この程度なら、プログラミングの専門知識がなくても十分にできるはずですよね。
おすすめプログラミングアプリ
私でも扱うことができる”簡単な”プログラミングアプリを紹介します。どれも使用自体は無料ですので、気楽に試してみると良いと思います。
日本語でやるならプログラミングゼミ

DeNA Educationが提供しているプログラミングソフトです。
スマートフォンでも動作できるので、家にパソコンやタブレットが無い場合でも利用する事ができます。
宝石を集めながらプログラミングしていくゲーム的な要素もあり、小学生低学年でも楽しんでプログラミングを学ぶことが出来ます。
また、日本語でのサポートがされているので、英語が苦手な方も安心です。
プログラミングはブロックを繋ぎ合わせて作っていくタイプです。
取扱説明書等も充実しているので、途中でつまづく可能性が低いのが嬉しいです。
主に小学1~3年生を対象としていますから、高学年には少し物足りないのかもしれませんね。
▼ プログラミングゼミを体験した記事 ▼
世界中と繋がれるScrach(スクラッチ)

世界中で利用されているプログラミングアプリです。
ブラウザで起動するのでパソコンでの操作が基本となりますが、スマホでも使用するブラウザ(アプリ)によって起動することができます。
基本的に8~16歳を対象として設計されていますので、前出の「プログラミングゼミ」よりもちょっと難しい印象です。
しかし世界中で利用されている事から、使い方など多くのところで紹介されているのは力強いです。
有名なところだとNHKやYahoo!きっずで使い方がありますよ。
なお、更に低年齢の場合は『scratch Jr』があるようなのですが、私の手持ちのデバイスでは動作できませんでした。
きっと、より機能が単純化されているんでしょうね。。。
プログラミングもブロックを組んでいくタイプですが、「プログラミングゼミ」よりも細かい設定が出来るようです。
世界中で利用されていることから、作られたゲームが公式サイトで数多く公開されています。ついつい遊んでしまって時間が過ぎてしまうのが痛い所です。。。
書籍も出版されているので、やり込めるアプリだと思いますよ。

実際に小学校ではスクラッチを使って授業を行っているみたいだよ。
凄いゲームも沢山公開されていて本当にびっくりするよ。
昔懐かしい雰囲気のSmall Basic

マイクロソフトから提供されているプログラミングアプリです。
windows環境がないと動作しませんのでパソコンが必須になります。
上記の2つと違って、タイピングでプログラミングするタイプのプログラミングアプリになっています。
昔の年代の人はこのタイプが馴染むそうです。(私はわかりませんが。。。)
初めてプログラミングに触れるにはハードルが高いアプリのような気がしますので、小学生高学年くらいからが対象ではないでしょうか。
特徴としては、ゲーム要素以外の動作をパソコンに行わせる事ができるのがメリットの一つとなります。
但し、日本語でのサポートが心許ないのが痛いところですね。
実際に娘(小6)と一緒にスクラッチで楽しんでみました

既に小学校で2回プログラミングの授業を受けている長女と一緒に「スクラッチ」で遊んでみました。
僅か2回の授業を受けているだけなのですが、スムーズにプログラミングしていけています。子供の順応性には本当に驚かされます。
今回は、20分程度で簡単なプログラムを作っただけなのですが、猫のキャラクターがリンゴを食べる動作を作り上げる事が出来ました。猫がリンゴを食べます
動画では簡単な動作ですが、上下左右に動くこともできます。
私自身は、スクラッチを使った事はありませんが、見ているだけでなんとなく何をやっているか分かりました。
子供の方が順応性が高いですから、一緒に楽しむだけでもかなり授業に役立つ学習になりそうです。
是非、一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
それでも、プログラミングに自信が無い方は
なかなか子供と一緒の時間が取れなかったり、パソコンやスマホ自体の操作が得意では無い方も多いと思います。
そのような方は、パソコンスクール等を利用するのも方法の一つです。
我が家の場合は、夫が少しプログラミングの知識があるようなので利用したことは無いのですが、当然上達は早いんだと思いますよ。。。(^^;)

私自身は家庭で学習するするのを優先しているけど、それが出来ない家庭の方が多いよね。
そんな場合には、プログラミング専門のスクールを利用するのも方法の一つだよ。
でも、スクールに通わないでも学習はできる事は覚えておいて欲しいな。
コメント